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報告書

「常陽」におけるCP付着分布の測定と評価(II)

飯沢 克幸; 茶谷 恵治; 伊藤 和寛; 鈴木 惣十; 金城 勝哉

PNC TN9410 92-224, 81 Pages, 1992/07

PNC-TN9410-92-224.pdf:1.87MB

高速炉プラントの保守,点検時における作業員の被ばく低減化を目的として,高速実験炉「常陽」の定期検査期間を利用し,1次冷却系における放射性腐食生成物(CP)の管壁付着密度と線量率分布の測定を実施し,CP挙動機構の解明とCP挙動解析コード"PSYCHE"の検証を進めて来た。1次冷却系配管壁のCP付着密度の測定は高純度Ge半導体検出器を,配管及び中間熱交換器(IXH)及びポンプの表面線量率は熱蛍光線量計を用い,いずれも保温材表面で実施した。今回の第9回定期検査時の測定も含めこれまでに計7回の測定データが蓄積され,これにより実プラントにおけるCP挙動の評価を進めた。本研究により得られた結果は次の通りである。(1)1次ナトリウム冷却系内に蓄積する主要なCP核種は54Mnと60Coであり,54Mnが最優勢核種で60Coの約20倍に達する。(2)54MnはIHXから原子炉容器入口までのコールドレグ管壁に移行し易く,60Coは原子炉容器入口からIHX入口までのホットレグに移行し易い。(3)1次冷却系内の54Mnのビルドアップは4$$sim$$4.5実効運転年(EFPY:54Mnの約4半減期)を経て,ホットレグで飽和に達し,コールドレグでもゆるやかな上昇あるいは変動を示す。即ち実際上の飽和性を示す時期に入り,表面線量率も約1.5mSv/hで概ね飽和に達したものと考えられる。IHXとポンプの線量率はそれぞれ約1.5,2.1mSv/hのレベルにあり,冷却材停留部と流動攪乱の大きな部位で線量率分布のピークを示した。(4)測定値(E)と"PSYCHE91"による計算値(C)を比較した結果,C/E値はCP付着分布に対して1.2,線量率分布に対して1.5が得られた。以上より,「常陽」1次主冷却系配管と機器におけるCP挙動は,機器内CPの定量化と予測精度向上等努力すべき課題を残すものの,その特徴が概ね明らかとなって来た。今後は,燃料洗浄・廃液処理系のCP評価に関連して,外側反射体等の炉心構成要素におけるCP挙動の評価と解明を進める必要がある。更に,CP制御因子の明確化とナトリウム中CPトラップ等のCP低減対策の実証を図る必要がある。

論文

穀物照射装置の開発,2; 照射領域内における線量率分布

星 龍夫; 田中 進

Radioisotopes, 30(8), p.443 - 448, 1981/00

穀物照射装置における照射領域内の線量率近似式を評価するため、種々の実験を行なった。この照射領域は米と薄い鉄板の多重層で構成されている。主な結果は次のとおりであった。(1)米のビルドアップ係数と水のそれとの差違はなかった。(2)照射領域内の米のビルドアップ係数は$$gamma$$線の入射角、鉄板の介在、照射容器の半径に依存しない。(3)ビルドアップ係数の測定値は、米と線源導管の2重層に関するBroderの式による近似値と$$pm$$6.3%以内で一致した。(4)照射領域内の線量率の近似値は$$pm$$8.5%以内で測定値と一致した。(5)照射領域を一定流速で流れる米が受ける線量の近似値$$pm$$5.7%で測定値と一致した。

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